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2001年8月19日 発掘調査説明会に行って来ました 国指定史跡「旧相模川橋脚」 今から約800年前の鎌倉時代(建久9年:西暦1198年) 源頼朝の重臣 稲毛重成が妻の供養のために架けた橋と 考証されたもので全国でも珍しい遺跡 いつもは、水の中ですが保存のために 一度水を抜き,調査・公開されました
(注)現在 水をはって保存してあります。
見にかれても直接見ることは出来ません (保存方法) 水面から出ている橋杭の部分は、朽ちている速度が早いことから 応急処置として、水を橋杭に供給することで朽ちていく速度をしば らく遅くする方法を取りました。どのようにするのかというと、 橋杭に特殊な布を巻いて土嚢(どうのう)などでおさえ、水分が失われない ように、上から定期的に水を供給するようにしているのです。
水がはってあると橋杭の先端しか見えないのですが今日は根本までよく観察できます | |
学芸員の方に説明していただきました | |
橋杭の先端が次第に細くなり鉛筆の先のようにとがっていて、前後左右に揺すりながら橋杭をいれていく工法だったそうだ | |
一番長いのは3.7m | |
橋杭部分に装飾のため五輪の塔があったそうです。 | |
現在は、このように保存されています。 以前と比べると、ずいぶん寂しくなってしまいましたが しかたないですね。 |